『新選組オブ・ザ・デッド』

日村勇紀(バナナマン)が、唯一無二の新選組隊士《屑山下衆太郎=くずやまげすたろう》を演じるゾンビ時代劇。《時代劇のマッシュアップ》という企画に賛同した、EDO WONDERLAND Studioの特別協力により日光江戸村での全編ロケーションが実現。巨匠 叶精作氏による劇画版などメディアミックス展開も行われた。


解 説 / ROOTS

『リンカーン / 秘密の書』という映画で、《歴史上の人物 + 吸血鬼》という組合せがおもしろく、自分でもやってみたいと思った。幾つかタイトル先行で考えた中に、『新選組オブ・ザ・デッド』があった。

ちょうど、企画を提出するタイミングと重なったので、「《時代劇のマッシュアップ》『新選組オブ・ザ・デッド』」とだけ書いて送ったところ、内容も配役も考えていないのに通ってしまう。

僕よりひと回り年下の、情熱のある若いプロデューサーとともに、企画をブラッシュアップしつつ、ロケ地となる日光江戸村の協力や、バナナマン日村勇紀さんの出演を取りつけ撮影までこぎつけた。この映画では特に、交渉事などの自分のできることは積極的に行った。

撮影現場では、いつの間にか自分が最年長の中に入っていて、時間の流れを感じた。撮影を行った2014年、僕は38歳だった。


言 葉 / PIECE

《屑山下衆太郎》という名前がひらめいたとき、一気に物語ができあがった。同時に、誰が屑山を演じられるかと考えたときに、日村さんしか思い浮かばなかった。かっこ悪いことがかっこよく見える、稀有な存在だと思う。

バナナマンは、『キャプテントキオ』に出演していたときからさらに忙しくなり、到底無理なキャスティングだとプロデューサーには言われたが、びっくりするくらいすんなりOKが出た。衣装合わせにやってきた日村さんは、むかしと変わらず気さくでわけへだてなく、現場でもみんなを盛り上げてくれた。

叶精作先生と組んだ劇画化のさいも、アレンジなしで《映画のままの屑山》として描くことをOKしてくれて、叶先生の画力も合わさって、ど迫力の劇画にすることができた。映画のプロモーションもフル稼働で、海外まで一緒に行った。おもしろいと思ったことに、徹底的につきあってくれる姿勢には、どれだけ感謝してもし足りない


ゾンビ時代劇『新選組オブ・ザ・デッド』

スタッフ / STAFF

脚本・監督 / 渡辺一志

主題歌 / サンボマスター「生きて生きて」

スタジオ特別協力 / EDO WONDERLAND Studio(日光江戸村)


出 演 / CAST

屑山下衆太郎 / 日村勇紀(バナナマン)

火藤 純 / 山本千尋

拝 勘助 / 竹石悟朗

唐人エックス / 尚 玄

ゾンビジョージ / チャド・マレーン

風 吉 / 上杉周大

なすび奴 / 水樹たま

桜の銀次 / 桜井宗忠

油 嘗蔵 / 古旗宏治

黄泉慎之介 / コッセこういち

坂本龍馬 / 渡辺一志

山崎 烝 / 川岡大次郎

語り / 目黒祐樹(特別出演)


製作 / 新選組オブ・ザ・デッド製作委員会
配給 / クロックワークス / 72分 / 2015


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