短編映画『ステイフリー』のカバーイラスト
16mm 25min 2002

ステイフリー

渡辺一志が手掛けた、激ロックバンドPEALOUTのミュージックビデオ「ソウルライダー」「GOODBYEBLE」「旅人の歌」3曲と、追加シーンを撮影し短編映画『ステイフリー』としてDVD化。カバーイラストを『ワイルド7』で知られるマンガ界の巨匠 望月三起也氏が担当。

OFFICIAL MUSIC VIDEO

言葉 Piece

PEALOUTは、手掛けたアーティストの中で、特に印象深いアーティストだ。当初は「ソウルライダー」のみの監督として始まったが、「GOODBYEBLE」「旅人の歌」と、次々に新しい音源が届いた。

2001年から1年ほどかけて、PEALOUTやKEEくんたちと撮影をしていて、季節が変わるたびにみんなと会えるのがたのしみだった。MVとしてだけではなく、《短編映画》として作品化してくれた、ビクターエンタテインメントのスタッフたちの粋なはからいも忘れられない。

PEALOUTは、僕が手掛けたアーティストの中で、はじめて《解散》を目撃したバンドだ。スリーピースのオリジナルメンバーで駆け抜けた彼らの音楽は、僕の16mmフィルムに焼きついている。

追悼 R.I.P.

望月三起也

2016年、カバーイラストを手掛けた望月三起也先生が亡くなる。

もともと僕が『ワイルド7』の大ファンで、カバーイラストをお願いしたことから交流が始まった。いつも、横浜のローズホテルで待ち合わせて、なじみの中華料理屋でいろんな話をした。好奇心旺盛で、まるで少年のような好々爺。

僕が『キャプテントキオ』で演じた映画屋が使っていた拳銃は、『ワイルド7』飛葉大陸の愛銃コルトウッズマン。『新選組オブ・ザ・デッド』で、隊士たちがラフな普段着の上からダンダラ羽織を羽織っているのは『俺の新選組』を参考にしている。

いつもパイプをくゆらせて、ハンドルを握る手の指先がインクで真っ黒なのが、すごく格好よかった。


短編映画 ステイフリー

音楽 / PEALOUT 監督・脚本 / 渡辺一志 カバーイラスト / 望月三起也

主演

KEE(渋川清彦)

マドンナ(GOODBYEBLE)

三輪明日美

マドンナ(旅人の歌)

藤谷文子

16mm / 25分 / 2002
発売 / ビクターエンタテインメント